2014
Jun
17
10
娘のお食い初め

6月初旬。
娘のお食い初めを「まえ川」でしました。
思えば、嫁に来て、「まえ川」でお食い初めをされたお客様の様子をみて
とても素敵な時間で
とてもしあわせな空気に包まれて
こちらまで心があたたかくなったことや
いつか我が子ができたらお食い初めを
大将の料理で・・・と実は憧れていました。

宝楽焼きもとてもいい香りで
とても美味しくいただきました。

この日までに大将は
娘に「父さんは、やる時はやるというところ見ておくんぞー(*'▽')」と頭をなでながら
話しかけを何度もしていました(笑)
通常、
年長者が、お食い初めの膳の料理を
赤ちゃんの口につけたりするのですが、
大将はなぜか今回その説明をせずに、お膳の説明だけしたので
後を追って、こっそり尋ねに行くと
「みんなでしてもらったらいいんじゃないかなと思って(*'▽')」と。
私のおばあちゃん。娘からみたらひいおばあさんが
娘の生まれるすぐ前に亡くなったので
「お食い初めのお膳、してもらいたかったなぁ・・・」と
なんども思っては残念がっていた私の姿をみて
大将、いろいろ考えて「みんなで」と提案をしてくれました。
お膳のお料理ひとつひとつと
家族でひとつひとつ娘へと食べさせるまねをしていきました。
お食い初めの日にお店を手伝ってくれて、娘を可愛がってくれるUさんにも
お願いして食べさせる真似もしてもらいました。
実家の父が、お食い初めの梅干しを娘にちょこっと舐めさせ
初めての「すっぱい」を体験することになり
なんともいえない顔になったりして(笑)
とにかく皆笑顔だったお食い初め。
天国のひいおばあちゃんに娘を見せたかったと思うと今も涙がでる私ですが、
このお食い初めの、ひ孫と家族の様子を見て
「なんちゃー言うことないわー。 ほん、しあわせで言うことないわ(*'▽')」と
言ってくれているかなと思いました。
少し変わったお食い初めだったかもしれませんが
いいお食い初めができました。
-miki
