2013
Dec
15
12
牛タンのやわらか煮!!

12月気が付けば半ばになりましたね。
皆さま、お元気にされていますでしょうか?
ここのところ「まえ川」は団体様や、昼夜と多くのお客様にお越しいただき
お料理の仕込みに大将フル回転。
がんばっています(*'▽')
本日は、牛タンのやわらか煮作りの風景を紹介します。

牛タンを二つに切分け、焼いていきます。

じっくりと、
そしてこんがりと焦げ目をつけていきます。
いい音といい香りが嫁のワクワクをひきだしていきます(笑)。

いい感じの焼き具合に仕上がっていきます。
大将の目は「美味しい牛タンになるぞ」と真剣な眼差しです(笑)

ここから3時間、ゆっくり時間をかけてゆでていきます。

そしてワイン・醤油・出汁で、また更に3時間蒸し煮をしていきます。
これはラップ真空をしています。
このラップ真空をすることで、やわらかく味がしみ込んで
美味しく美味しくなるとのこと。
この手法は、ご家庭でおでん作りにも使える手法で、
その日のおでんも、とても味がしみた美味しいものになるそうです。(*'▽')

大将のつくる「牛タンのやわらか煮」は、
大将、職場を共にした後輩・同僚が店に訪れて、作りかたをたずねにこられたりした一品です。
特に配合に関しては、職場を共にした人に伝授することはいいのですが
それを飛び越えて、教えるのは掟破りに近いものになるようです。
といっても大将、人がいいので職場を共にした人以外にも
しっかりと細かく教えてあげていたことも(笑)
伝授してあげて、その人のものにして、その先のお客様に美味しいと喜んでもらえたら
それはそれでいいという気持ちで教えてあげたようです(*'▽')
私だったら、どうするかなぁ。
教えてあげないだろうなぁ。
よっぽど自分が信頼して、大事にしている人でないと。
←('◇')ゞこう見えて嫁の審査はかなり厳しい。人となり重視ですから(笑)
今回はこの牛タンのやわらか煮はマスタードと一緒に、
焼八寸または前菜の彩りの一品の中に登場しています。
料理の過程、風景をお届けすることで
ちいさな一品にも、手がかかっていて
大切に丁寧に料理していることが伝わると
嬉しいです。(*'▽')
-miki
