2013
Jun
02
8
舞台裏の大将と学びのこと

まえ川に、同じ時間にご到着され、コース・単品でのお客様とそれぞれ別で大人数ということも
しばしばです。
厨房は、大将ひとりで切り盛りしているのですが、
その動きを見ると
感心します。
揚げ物のお料理も、
揚げあがるのが同じになるように計算されて
段取りされて
パパパっと反応して、サササッとリズムをとるように動いています。
ボクシングの選手がスイングしているみたいに見えました。
美味しいものをお客様に届けるために
集中している背中です。

大将は修業時代に、
150人分の揚げ物をしたこともあると以前話してました。
家族の分を揚げるだけでも大変だなと思う私(;'∀')
島外からのお客様が、
「ここの大将、かなり修行してはるでしょ。見ただけでもわかりますよ。」と
嬉しいお言葉をいただきました。(*'▽')
お料理を通して、大将がしてきたことや想いが届くことは
本当に、傍らから見ていて
飛び上がりたくなるほど嬉しくて感謝でいっぱいになります。
嬉しい言葉をかけてくださるお客様のお心が本当に素敵だなと思います。
ふとしたことを
自分もそんな風に
伝えられる人になりたいなと
お店を大将とするようになって、このような大切なことを
学んでいます。
今からお昼のお客様がいらっしゃいます。
また気持ちを込めて
お料理を届けたいと思います。
-miki
